各位
第6回「口から食べたい」講演会のご案内
高齢者の食の感動と現場で生かす介護食の実際
伊予歯科医師会 会長 新 博文
伊予医師会 会長 梶原 忠弘
拝啓。初秋の候、貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、伊予歯科医師会・伊予医師会では、恒例の口腔ケアの実践でQOLの向上を図る第6回「口から食べたい」講演会を開催致します。今回は高齢者介護の深い理念、特に口から食べることの重要性を伝えるために各地を走り回っておられる小田原潤生園施設長の時田純先生、NHKでも介護食のレシピが紹介されている潤生園の管理栄養士椎野恵子先生、そしてこれから口腔ケアを始めてみたいという方に最適な初心者向け講演をしていただける長崎の山部歯科医院の山部一実先生をお招きしました。
小田原潤生園は特別養護老人ホームを中心とした総合老人福祉センターです。ここでは、救命食と呼ばれる介護食で、食欲をかきたて、最期まで口から食べることを主眼においており、経管栄養者はおられません。
時田先生は、自然な摂理である「口から食べること」で高齢者の活力を高め、体力を強化することに主眼を置き、施設長として懸命に取り組んでこられました。おいしいものを食べられることはとりわけ日本人にとって感動です。その取り組みを話してもらいます。
椎野先生は、20年間にわたる研究と実践の成果といえるおいしい介護食を開発されました。従来、ゼラチン食の方が、寒天よりも嚥下困難食には向いていると言われてきましたが、もうひとつ味や温度管理の点で問題がありました。そこで寒天を使用した食事に取り組み、素材の味がする、おいしい介護食を考案されました。介護食のレシピはNHKでも紹介されており、ぜひやさしくできておいしい介護食をお年寄りと一緒に食べられるようにしてみませんか!
山部先生は各地で口腔ケア・リハビリの講演、研修を主宰しておられます。初心者にとても分かりやすく、実演を交えて講演されますので、明日から口腔ケアを始めようという方に最適です。口腔ケアの基本的な手技と流れ、現場で出くわすさまざまなケースについての具体的解決策を、実際に撮影したビデオを用いて提示されるでしょう。
最後は参加された皆さんが主人公です。現場からの意見、悩み、工夫などを皆さんで話し合いましょう。例えば、食いしばりがあって口が開かない(開口障害)等で困ったことはないでしょうか?脳血管障害の回復期に入れ歯が合わなくなりずっとはずしたままで食べていただいたという苦い経験もあるかもしれません。また、片麻痺で病側に食物が溜まったり、舌の動きが悪くて送り込みができなかったり、疲れて食べられなかったりという経験もあると思います。各地で実践されている口腔ケアの導入と展開、さまざまな問題解決目指して皆さんと討論しましょう。
介護保険が実施され、多くのケアが提供されるようになりました。人は急に障害を持つと、不自由さと疎外感から生きる意欲も無くなるものです。そうして身体機能がさらに低下することが多いといわれます。こういった人々に対して医療・看護・福祉のさまざまなケアで改善したという例が多く報告されています。それを可能にする良質のケアの一つに口腔ケアがあります。口から食べられるようになると全身の機能が目を見張るように良くなります。口腔ケアを適切に実施している所は他のADL介助の面でも優れたケアが実施されているようです。たとえばほんの少しの表情や動きの変化から尿意を読み取る事ができると、身体を起こしてトイレに連れて行き、排泄が出来ます。オムツをしていても濡れないということがあります。私たち伊予歯科医師会・伊予医師会では良質な歯科医療、医療、ケアの拡充、連携の強化を目指していくことは職能団体の責務であると認識しています。今回の講演と問題解決への工夫を示すことで、口腔ケアの導入と展開が広まり、さらに良質のケアが実施される事を願ってやみません。ぜひ、ご参加ください!
第6回「口から食べたい」セミナー申し込みのご案内
《高齢者の食の感動と現場で生かす介護食の実際》
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日時:平成14年10月6日(日) 9:30−16:00 会場:松前町総合文化センター(松前町役場東隣 TEL089−985−1313) 講師:小田原潤生園施設長 時田 純 先生 演題:「口から食べるということ〜『終わりまで経口的食事ケアを』」 講師:小田原潤生園管理栄養士 椎野 恵子 先生 演題:「現場で生かす介護食の実際」 講師:長崎県 山部歯科医院 山部 一実 先生 演題:「生活場面から見た嚥下障害の観察とアセスメント」
受講料:1000円(当日1500円)昼食は各自でご用意いただくか、申し込み時に弁当 主催:伊予歯科医師会・伊予医師会 後 援:愛媛県、松前町、松前町社会福祉協議会 |
申し込み方法
郵便振替01600-1-12261 「口から食べたい」実行委員会 宛
受講料をお振込みの上、振替領収書(または写し)を貼付したFAX(またはハガキ)にて、住所・氏名・職業・電話番号・FAX番号・弁当予約の有無を明記して下記までお申し込み下さい。
申し込み先はがき〒791-3133伊予郡松前町昌農内430 升田歯科内
「口から食べたい」実行委員会 宛
申し込み先FAX:089-984-0195
問い合わせ先TEL:089-984-0005(升田歯科) 定員:699名(申し込み順)
申込締切:9月30日(定員オーバーの際はお断りすることがあります)
なお、お申し込み順に受講票を発送しますので、住所は間違いなく記載してください。同じ所属で複数でお申し込みの際は、住所は勤務先に統一して下さい。昼食弁当を予約される方は申し込み用紙の弁当予約欄に○印を付けて、必要分をいっしょに振り込んで下さい。受講票が弁当引換券になります。
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申し込み用紙
第5回「口から食べたい」セミナーに申し込みます。(楷書で濃く大きく記載してください)
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ここに振替領収書(または写し)を貼付して下さい。 |
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