デイケア・デイサービスを考える
ケアネット21発表資料から(盛次義隆)
- サービス提供者の変化
従来のお年寄り一時預かり型から楽しみ提供型へ
テレビデイケアから知恵とお金をかけたデイケアへの脱皮
- サービス利用者の変化
家族の方は相変わらず預ける型のまま。変化はわずかか?
利用者本人の変化はデイケア・デイサービスが痴呆の人にはかなり有効。しかし、デイが無ければ家でじっとしているから痴呆が進行するわけだから進行を押さえているという点と改善しているという点がある。一方で、つまらないという意見もあり。ニーズに沿い切れていない点もある。
老人会
4枚の写真はすべて松前病院近くの老人会で実施している花見。全く自分達だけで運営している。持ち寄った椅子や机などの道具類は公園内にある倉庫に入れられており、必要な時に自分達で出してくるわけだ。
老人会は自分で来られなくなったらおしまい型が多い 。献身的な家族やボランティアが居た場合は介護を受けながら参加するということができるが通常は無い。あくまで条件は身体的に自立している事となる。
老人会では職員が居る訳でもないので自由が利く、昔からの知り合い、仲間意識が強い、粒ぞろいというような特徴がある。 デイケアやデイサービスと違って表情が豊かで活気がある。話題も豊富。けんかもあり。
また、メンバーによってはつまらないということもあり、そんなときは参加しないし、一回も行ったことが無いという人もいる。趣味の会という色彩が強い。一方、生活介助(トイレ、入浴等)はない。
デイケア・デイサービス
老人会との違いは利用者を楽しませる援助者の存在、生活介助がある、身体・精神障害でもOKとなっている。一応の枠の中に収まる人だったらどなたでもいらっしゃいといういわゆる保育園のパターンだ。右の写真は老人会のみ。ここに援助者がいるとお年寄りは萎縮するし、依存してしまうだろう。
リーダーの力量によりかなり差が出る。いろいろなお客様が来てそれなりに楽しませるためには店長の力量が問われるのは当然。95歳になっても老人会を引っ張る女性の写真。
脳血管障害、痴呆、うつ状態、性格障害など利用者が多種多様でばらばらになりやすい。必然的に利用者を整理しなくては通常のスタッフではパワー不足となる。
事故があった時には法的責任以上が問われる事の多い、この業界。責任問題を常に念頭におかねばならない
アンケート結果から
15機関に送付、10機関より回答を得た
河辺整形、近藤内科、伊予あいじゅ、砥部オレンジ、中山幸梅園からは回答なし
真摯な回答ばかり