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注意 :
兵庫県尼崎市の特徴は斜陽化する阪神工業地帯の真中に位置し,高度経済成長期に急激に人口を増やした町だ。大量の安い労働力を求めた結果、集団就職でやってきた鹿児島(尼崎人口の20%)・沖縄・四国・山陰出身者が多い。一時は55万都市になったが現在は大企業の移転のため、48万人となっている。生粋の尼崎っ子は数%に過ぎない。
そのため住宅事情は極めて悪く、アパ−トや文化住宅がひしめいている。ここに郷里の親を呼び寄せるパターンが多く(子供の方は新築家屋に)、多くの文化的広がりを持った反面、阪神大震災では安普請の住宅のために多くの高齢者の命が奪われたようだ。その上、公害訴訟で表現されているように生活環境も健康にとっては最悪である。大手企業は播磨地区などに移転し、高齢者が残るために、尼崎市の高齢化率は16%と高い。喜楽苑の周辺地区(工業地帯周辺)はなんと21%に達する。老夫婦や独居高齢者がとても多い地区である。集団就職者も高齢化が進んできており、農村出身者の高齢化と工場労働者の高齢化が同居するような状況となっている。